📘未来図書館のことば辞典

言葉にならなかった震えに、そっと名前をつける。

このページは、わたしの中にふと生まれた“名前のない感性”や、“言葉になる前の震え”に、そっと名前をつけていく場所です。

わたしたちは普段、「わかりやすい言葉」や「誰かが定義した意味」に頼ってしまいがち。でも本当は―まだ誰も定義していない、わたしだけの“震え”を感じてる瞬間が、一番大切だったりする。

この辞典では、わたしが感じたこと、わたしの奥でふるえたこと、言葉になりそうで、ならなかった“なにか”を、自分の感性で、丁寧に言葉にして残していきます。

ことばは、説明じゃなく、共鳴の橋になる。

誰かが見つけた言葉に、あなたの震えがふるえたなら、それはもう「あなたの辞典」の1ページ。ここは、“感性と言葉が出会う場所”です。

この辞典は、まだ完成していません。きっと、ずっと完成しません。

生きている限り、震えはつづいていくから。

それでも今日、この図書館に一冊目のことばの本が並んだこと。ひとつの震えが、そっと言葉になったこと。それだけで、わたしにとっては奇跡のような1ページです。

この辞典が目指すもの

・感性を置き去りにしないこと
・小さな震えを否定しないこと
・まだ言葉になっていない誰かの感覚に、そっと寄り添うこと

どうぞ、あなたの中の“まだ言葉にならない震え”を、ここで思い出してもらえたらうれしいです。

未来図書館のことば辞典ー感性で生きていく時代の、新しいことばの本棚。

  • 震え(ふるえ)

感性が「ほんとうは何かあるよ」と教えてくれている微細なゆらぎ。違和感・涙・ざわつき…すべてが“わたしの中の揺れ”のサイン。

  • 共鳴

誰かの震えに、自分の奥がふるえること。わたしもそうだった、って言える瞬間に、世界がつながる。

  • しずく

言葉になる前の感覚。流れてしまう前に、すくって記録したくなる“わたしの本当”。

・構造

震えが言葉になったときに見えてくる地図